こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
会社設立から経理事務まで徹底サポート致します!
本日の「ビジネス心理学」です。
このテーマでは様々なビジネスに使える心理学や脳科学の研究結果の一例をご紹介していきます。
人の購買(モノを買う)行動や意思決定に少しでも働きかける工夫が手軽にできたら面白くないですか!?w
もちろん必ず売上が上がったりするわけでは無いですが肩の力を抜いて
「ふーん。そうなんだ~。」
くらいの感覚で読んでいただけると嬉しいです。
DMや商品のキャッチコピーなどを決める際に、
特にこだわりのない部分であればこの「ビジネス心理学」の
エッセンスを加えてみたらいかがでしょうか?
キリのいい数字は入れない
商品の値段をつける際に、
500円より480円
5000より4800円、もしくは4980円
など、少し端数をつけるのはあなたもなじみがあるはず。
これって「8」は人が安く感じやすい、お買い得に感じやすいなど
諸説ありますが、
これまた違った角度で研究した人がいました。
フロリダ大学のマーケティング教授2名が行った研究によると
・4988ドル
・5000ドル
・5012ドル
それぞれの卸売価格はいくらだと思う?
と尋ねたところ、
一番低く(つまり仕入れ値が安いものと判断→お買い得感がない)推定したのです。
しかも”5000ドル”のグループはアンカー価格よりも大きく離れただけでなくその推定の卸売価格もキリのいい数字になっていたそう…
▽▼▽「アンカー価格」についての記事はコチラ▼▽▼
つまり、人の脳は単純なもの、複雑なもの、それぞれのものさしに合わせて考えるのです。
4980円なら10円の単位がものさしになります。
だから仕入れ値(卸売価格)も同じようなかたまりの数字、
10円100円単位で考える。
「4880円かなー。4950円かなー。」と。
対して5000円の商品だとキリがいいもんだから、
いきなり1000円の単位、
「仕入れは4000円くらいかなー。
えっ、ってことは1000円も乗っかってるの!? 高っ!!」
となるわけですw
人は細かい数字に騙されるわけではなく、
数字が細かいほうが商品自体の品質(価値)が高いと感じるのではないだろうか!?
という研究でしたw
いかがでしたか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。