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【銀行融資が上手くいくコツ3】 どうやって返済していくのか

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
さて、本日も融資申込みのちょっとしたコツをご紹介いたしますね。

 

銀行融資のコツその3 どうやって返済していくのか?

 

 

今回のテーマは「どうやって返済していくのか?」です。

 

これをできる限り明確にすることで融資申込みの審査においてかなり印象が違ってきます。

 

当たり前のことですが銀行から融資されたお金は返済しなければなりません。

 

でも申し込みの際に、この「どうやって返済していくのか?」のヴィジョンがよく見えないまま申し込みをされている方が結構います。

 

 

ただ「貸してくれー!」
と目先の資金繰り確保のことばかり言われても銀行員は困ってしまいます。

 

 

それもそうですよね。銀行融資の業務はただお金を貸すだけではなく、最後まで回収して初めて融資業務が完了!ということになります。

 

当然、銀行融資の審査においても
”どのようにして返済するのか?”、

 

つまりお客の返済能力の審査が中心となります。業績が順調であれば銀行もそれほど返済能力には注意を払いません。
しかし、赤字であるなど業績面に不安がある場合、それは返済能力不足に直結しますから「ただ貸してくれ」では通らないのです。

 

 

となると「どうやって返済していくのか」の説明をこちらから積極的にしなければなりません。

 

つまり銀行に「私のこの計画ならきちんと返せますよ!」ということを理解させる必要があるのです。これによって銀行に対して、返済に関しての安心・信頼につながるのはもちろんですが、「この社長さんはしっかりと自社の現状を把握してよく考えている」という何よりの信頼にもつながります。

 

 

ちなみによく耳にするのですが、
「担保があるから最終的には迷惑はかけない」
ではだめです。銀行からすると担保による回収はあくまでも最後の非常手段ですからね。
担保の実行には時間もかかるケースも少なくありませんし…。

 

 

融資の返済の基本は本来なら日々の事業によって得られる収入の中から行われるべきものです。

 

・毎月おおよそこれくらいの収入がある
・そして仕入れや給料など毎月の支出はこれくらいある
・その結果このくらい残る
・だから返せる

 

ということを示すことが有効です。

 

そしてもっと言うとそれを言葉ではなく「数字」で示すことが銀行融資には有効です。
”資金繰り表”や”収支計画書”にて説明するのが効果的かもしれませんね。

 

 

ご自身で作るのが苦手な方は専門家やサポート会社に頼めばすぐに作っていただけるでしょう♫

 

外部に依頼するメリットとして、時間短縮や完成度もありますが
依頼して説明しているうちに自分の中での理解や整理につながって、逆に「言葉や情熱」で訴えるときにとても効果を発揮するので誰かに作ってもらうのは積極的にお勧めします^ ^

 

▽▼次回は第4話としてコチラ▽▼

【銀行融資が上手くいくコツ4】 前年同期比を意識する

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

 

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