こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
本日も銀行融資を上手く取りまとめるための方法について考えてみようと思います。
銀行融資のコツその2 良いことばかりを言わない
融資を申し込むと当然、担当の銀行員の方とあなたのビジネスについてお話をする機会があるでしょう。銀行の方もあなたのビジネスの内容はもちろん必要な資金や返済計画について聞かないといけませんから…
そんな時、
「出来るだけマイナスなことは言わないようにしよう。」
と思いますか?それとも
「逆に全部、悪いところも含めて正直に打ち明けよう!」
と思いますか?
”悪いところ”というのが何かにもよりますが、さらけ出しすぎも良くないし隠し事も良くはありません。
とゆうわけで今回のテーマ「良いことばかりを言わない」です。
融資の申し込みの際に「受注が増加している」「新規のメニューがとてもよく売れている」など自社の良いことばかりを説明される方がいらっしゃいます。これはやはりだめです。
良いことばかりを言われたらそれを疑いたくなるのが人間で、それは銀行の方も同じです。
銀行から融資を受けるために良いことを説明したくなる気持ちは十分に理解出来るのですが、これはかえって逆効果です。良いことを説明すると同時に、悪いこと、弱いところもきちんと説明することで銀行の評価は高まります。
つまり銀行から信頼を得ることが出来るということです。
悪いところ、弱いところを説明することで銀行員は「この会社は自社のことをきちんと把握して計画を立てて日々の経営を行っている」と考えるのです。
良いことばかりを言って絶対に銀行融資が受けられないということはないですが、「とりあえず」程度の融資しか期待出来ません。設備資金など長期の融資など突っ込んだ銀行融資は期待することは出来ません。
ですから弱いところ、悪いところというのも自社の現在または今後の「課題」となるような説明に置き換えるといいかもしれません。
銀行の方はある意味、「数字のプロ」ですから隠しているつもりでも「ん?」と思っていたりするそうですよ。
▽▼次回は第3話としてコチラ▽▼
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。