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【10万円以内なら!?】備品を買うときの注意点!

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
会社設立から経理事務まで徹底サポート致します!

 

前回の続きですw

 

 

備品を買うときの注意点

 

 

儲かったら備品を買って経費にしましょう♪
ただし備品購入時の注意点として、

 

10万円未満のものを買わなければいけない

 

ということがあります。

 

 

なぜなら、
10万円以上のものは、

買ったその年に全額を経費に計上することができないからです。

 

 

これが、俗に言う「固定資産」というヤツなんです!

 

 

 

これは車を買ったときと同じ考え方です。
固定資産というのは、
購入費を”耐用年数”に応じて経費にしていきます。

 

いわゆる「大きな買い物」は
その年、1年で使い切るものではありませんよね?

 

何年も使えるものなんだから
何年かに分けてその”モノ”を買ったようなもんだから
経費にするのも何年かにわけて…

という感じです。

 

 

白色申告している人は
価格が10万円以上で20万円未満の固定資産を
「一括償却資産」とすることもできます。

 

「一括償却資産」というのは、3年間で均等償却する制度です。

 

 

たとえば、18万円のパソコンを購入したとしましょう。

この場合は、毎年6万円づつ減価償却することができます。

 

 

20万円以上の資産を購入した場合は減価償却資産として、

 

その資産(モノ)ごとの耐用年数により
減価償却をしなくてはいけません。

 

固定資産と減価償却についてはまた別の機会に説明しますw

 


 

ここで気をつけなくてはいけないのが、
セットで使うものは

 

セットで10万円以上になったらダメ

 

ということです。

 

 

たとえば、ソファ”セット”を買った場合、

 

ソファとセットのテーブルが、
単品ではそれぞれ10万円未満であっても、

 

セットで10万円以上になっていれば、

固定資産にしなければいけないのです。

 

 

セットで使用するものは、セットでいくらになるか?
が問題になります。

 

10万円以上20万円未満の固定資産を一括償却資産にするか、
通常の固定資産として減価償却していくかは、
個別の資産ごとに選択することができます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

減価償却に関してはまたお話するとして、

「10万円」というラインが
儲かった時にする買い物が経費にできるかどうかの
1つの条件になっていることはご理解頂けたでしょうか?(^^)

 

ちなみにこの「10万円」のライン。
なんと、30万円のラインに早変わりする方がいらっしゃいます!

それは「青色申告」の方♪
今までは白色申告の方についてお話していましたが

青色申告の場合、この条件が大幅にお得となります。
新しい制度で少なくとも「今は」の話ですが、

 

青色申告の方はチェックしておいて損はないと思いますよ(^^)

詳しくは次回の記事にて…w

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

 

 

 

▽▼▽次回の記事はコチラ▼▽▼

【”青色”の特権w】30万円未満の備品をターゲットにしよう

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