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【法人設立について】合同会社って何!?

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
会社設立から経理事務まで徹底サポート致します!

 

本日のテーマは「法人の種類」についてです。
皆さん、合同会社って聞いたことありますか?

 

会社と言っても、株式会社の他にも実は色々な種類があるんです。
その中でも「合同会社」というのは最近よく耳にする種類の会社の形態ですね。

 

”会社”というものの歴史の中では新型の組織形態になるこの「合同会社」。
初期投資が安いって聞いたけど、株式会社と比べてどうなの?
とよく聞かれます。

 

 

この株式会社と合同会社、一体どう違うのでしょう?

 

合同会社の3つのポイント!

 

それでは本日は、合同会社の大きなポイントを大きく簡単に3つに分けて見てみましょう。

 


 

 

①役員について

会社のいわゆる「役員」について、こちらはどちらも1人からOK!
ただし、正式には

株式会社の代表は、代表取締役。
合同会社の場合、代表社員となります。

 


 

②役員の任期

 

株式会社の場合、役員には任期というものがあります。
取締役が2~10年の間で、
監査役については4年~10年の間です。
(監査役はなしでもOKです。最近設立する会社では監査役はなしというところがほとんどです。
この役員の任期は、会社設立時に定款で定めます。)

 

この任期が来ると、役員を引き続き続ける場合も更新のような手続きが必要です。
この時、費用として「登録免許税1万円+司法書士の手数料の2、3万円程度」が必要となります。

 

この点、合同会社は任期がないので役員の更新手続きをする必要がありません。
その面ではメリットですね。

 


 

③会社を作る設立費用が違う
 

冒頭にもお話した皆さんがよく知る合同会社の特徴ナンバー1ですね。
うわさのとおり合同会社は設立費用が少ないというのが大きな特徴となります。

自分でやっても絶対にかかる費用としては

合同会社が約100,000円、
株式会社は約240,000円となります。

 


 

さて、いかがでしたでしょうか?

一見すると、合同会社ってなんだかお得♪
って思いますよね^_^

 

ただ、BOAでは正直オススメしていません。
何か戦略があって合同会社を設立するのをおすすめすることはありますが…

 

というのも、大きな違いが実はあるんです!
それは…

 

 

社会的信用度の違い

 

社会的信用度という面を重視するとやっぱり株式会社をおすすめする事になります。
実際、海外にならって合同会社も設立数が増えて来てはいるのですが、
認知度はまだまだ低いです。

 

逆に低料金で会社を作れるというイメージしか無いので、銀行などの印象としても株式会社が有利なんです。
銀行などの認知度も低いし、取扱いの実績もないので担当者によっては
「たかだか14万をケチっただけじゃないの?」
なんて悲しい見方をされる話も実際に聞きます。

 

ずーっと続けていく大切な自分の商売、
認めるのはイヤですが、たしかに長い目で見れば安いといっても14万円前後…

社会的信用度を考えるならばやっぱり株式会社…?
となるわけです。

 

それでも事業の展開としてあえて合同会社に。というパターンももちろんアリなので
気になる方は是非一度ご相談下さい(^^)

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

 

 

 

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