こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。

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「今後のために今のうちから銀行で融資を受けて信用を付けておいたほうが良いですか？」

なんて聞かれるコト、結構多いです。 みなさんはどうお考えでしょう？

本日はそんなコトをテーマに実話も含めて考えてみようと思います。

信用のために今のうちから借りとくべき!?

銀行は融資の申し込みを受けた時、
その融資先が初めてのお客なのか？それともすでに取引があるお客なのか？
をとても気にするようです。

当然、すでに取引があるお客の方が初めてのお客に比べて銀行は「安心感」を抱きます。
銀行はあるお客に対して本格的な（≒大きな金額の）融資を行うには、一定の取引履歴を重視するからです。
逆の言い方をすれば初めてのお客に対して、いきなり本格的な融資（≒大きな金額）は正直、ビミョーです。

融資を行う前には決算書などを見ながら審査を行うわけですが、
どれだけ審査を行っても「本当に返済出来るかどうか」はやってみなければわからないという部分がありますよね。
それを考えると新規のお客の場合には融資後の返済状況などを見たことがないのでが分かりませんから、
どうしてもいきなり本格的な融資に銀行は二の足を踏むことになるのです。

とゆうことは将来、ある程度の融資を受けることを計画している場合には、
「いきなり」ではなく「実績作り」が必要であるのが現実です。

とはいえ、必要ない資金を借入することに抵抗がある方もいらっしいますし、理解できます。
無駄な利息の支払いが発生してしまうのですからね。

ただ、今後のことを考えて少額でもいいので融資取引の実績を作っておくことは実際問題として必要なことです。
でも気をつけて下さい！どれだけ実績があっても必ずその後に本格的な融資が受けられるとは限りません。
融資審査はその都度の業績状況などに基づいて行われますので。

本業外への投資が多いのは銀行融資にマイナス

ご自身のされているご商売、つまり本業への投資は事業の継続および拡大に必要なことです。
したがって本業への投資に関しては銀行は何も言いません。（やり過ぎはもちろん問題ですが･･･ｗ）

本業外への投資を銀行は一番嫌う

ところが本業外に多額の投資をしている決算書を目にすることがあります。
これは銀行がもっとも嫌う決算書の１つです。
なぜかというと、本業外への投資は基本的に事業の利益につながることはないからです。
銀行融資の返済の元手となるのは本業から生み出された利益です。
言い方を変えると、銀行融資は本業の利益を拡大・維持するために行われるものです。

本業外への投資に銀行融資が流用されるリスク

本業外への投資は様々ですが、よく目にするのが代表者や第三者への貸付金、商売上の取引とは関係のない有価証券投資（株式投資など）、代表者の個人的趣味ではないかと考えられる様々な会員権、事業とは関係のない不動産所有などです。
銀行はこのような本業外への投資が多い取引先にはうかつに融資は出来ません。
なぜなら本業に関わる資金だと思って融資を行っても、実際は本業外への投資に流用される可能性が高いからです。

いかがでしたでしょうか？ 先を見据えての実績作り、無駄な利息というより先行投資。
皆様はどう考え、ご商売の戦略を立てていくのでしょう^_^
是非、健全で未来明るいビジネスライフを♪

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。