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【心配しないで!】融資が実際に降りるまでの期間

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
会社設立から経理事務まで徹底サポート致します!

 

無事、申込みに必要な書類も提出してあとは実行(口座にお金が振り込まれること)を待つだけ。
ところで銀行に融資の申し込みをして実際に融資が降りるまでの期間はどれくらいかかるのでしょうか?

申込みケースごとの融資実行までの期間

 

実行までの期間に関しては申し込みをした個々のケースによって異なりますが、
目安としては以下のとおりです。

 


 

①プロパー融資で無担保の場合→2〜3週間
②信用保証協会保証付融資で無担保の場合→2〜3週間
③プロパー融資で有担保の場合→4週間
④信用保証協会保証付融資で有担保の場合→3〜4週間

※いずれの場合も正式に申込みが完了(申込書類の提出)を行ってからの場合です。

 


 

①プロパー融資で無担保の場合

プロパー融資で無担保の場合の審査の流れは以下のようになります。

担当者による稟議(りんぎ)起案→上司による稟議審査(1人〜2人)→決裁者による稟議審査

上司や決裁者は通常、複数の融資稟議(りんぎ)の審査を抱えています。
稟議というのは必要書類を提出する行為を表すような用語です。

担当者がすぐにこの稟議起案を行っても上司のところで稟議書が山積みになり、
なかなか稟議が進まないのが銀行内でよく見られる風景です。

 

決裁者(支店長や本部の審査担当部署)による決裁が行われて、
はじめて融資実行の段取りとなります。

銀行に申込書類を提出後に担当者から質問や、追加資料の提出依頼が来ることがありますが、これは上司や決裁者からの指示事項です。

担当者からこのような依頼が来たときは、すぐに提出等を行うことが融資をスピーディに受けるコツだとも言えますね。

 

②信用保証協会保証付融資で無担保の場合
この場合には先程の①のケースに加えて信用保証協会による審査が加わります。
この”信用保証協会”の審査が加わることで平均して約1週間ほどの時間が余計にかかります。

 

③プロパー融資で有担保の場合
さきほどの①のケースを基本として、これに担保の評価の作業が加わります。
この分だけ余計に時間がかかります。

 

④信用保証協会保証付融資で有担保の場合
さきほどの②のケースを基本として、これに担保の評価の作業が加わります。

 


 

いかがでしょうか?
いずれにしても銀行に融資を申し込んでから数日や1週間程度で融資が実行されることはまずありません。

 

なので日々の資金繰りをしっかりと管理をして、先々の資金繰りの見込みを予想して可能な限り早めに銀行に融資相談をすることが、資金繰りを安定させて事業に専念出来るポイントとなります。

 

また、いつ融資が必要なのか?
その時期を申込の時に銀行に明確に伝えることも大切です。
「いつでも良いや」というスタンスでは、銀行担当者も忙しいですから
稟議起案が後回しにされてしまいますよ。気をつけて下さいね♪

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

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