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【注意!?】試算表の作成時期が遅すぎると…

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
会社設立から経理事務まで徹底サポート致します!

 

皆さん、「試算表」は作っていますか?
”経営の途中経過を知るための分析表”とも言える試算表、
普段から作っておかないと…

 

 

試算表の作成時期が遅すぎる!!

 

 

「試算表」を作っておく、
つまり、
自社の管理を普段からしっかりとしていないと…

 


 

これはある建設工事会社の実例です。

 

現在の社長はいわゆる2代目社長で、
経理関係は先代から勤務している高齢の男性が1名のみ。

 

社長は数字関係には少し弱く、
日々の資金繰りなどはすべて
この高齢の経理担当者に任せています。

 

この会社は資金繰りがラクではなく、
定期的に運転資金の調達する必要がありました。

 

この会社に限らず、特に建設業関係は材料費の先払いなど、
色々「ものいり」になることが多いです。

 

ある年の12月に銀行に対し運転資金の借入を希望しました。

その会社の決算期は3月なので、
決算以降の業績を確認したい銀行は、
その会社に最近の試算表の提出をお願いしました。

 

しかし社長の回答は
「4月までの試算表しか提出できない」
とのこと。

 

え?4月?いつの…???

 

その会社は決算期の3月からたった1か月しか
経過していない時点までしか試算表が出来ていなかったのです。

 

借り入れを頼んだ時期が12月であれば、
「経理事務の処理中」ということを考えても、
少なくとも9月か10月くらいまでの試算表はほしいところです。

 

いくらなんでも4月の試算表では
最新の業績を確認することは出来ませんよね?

 

その会社は担当者が高齢の経理担当者1名しかいなく、
手が回らない!
という事情があったのですが、

 

だからといって
銀行融資の審査ではこのような理由はなかなか通じません。

また4月までの試算表しか出来ていないということは、
決算以外ではこの会社は業績の把握が出来ていない!

 

と思われてしまいます。
実際、把握は出来ていないでしょう。

 

このような状態で銀行は安心して融資を行うことは出来ません。
銀行融資を定期的に受ける必要がある場合には、
大変でも日々の業績管理と試算表の作成が欠かせません。

 

最近は時給計算すると、
人を新たに雇うよりはるかに効率よく
事務仕事を任せられるサポート会社がたくさんあります。
(もちろん弊社のアピールです笑)

 

もったいないなんて思わずに、
会社の管理や把握についてはしっかりと組織づくりをしておきましょう♪

 

いかがでしたでしょうか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

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