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【必見!】事業に必要な運転資金の計算方法

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。

 

先日、運転資金についてお話しましたが、
”必要な運転資金の計算方法”を銀行員の方から伺いましたのでご紹介いたします。

 

必要な資金の額というのはこうやって計算されていた!?

融資申込みをすると決めたら
「念のため、ちょっと多めに借りとこうかなぁ」
なんて思う方もたくさんいらっしゃいますよね。

 

でもその時に、
銀行は今回の申込みについて必要資金はいくらだと計算しているか分かったらちょっと交渉しやすそうですよね?w

 

ちょっと分かりにくいかもしれませんが見てみましょう。

 

【必要な運転資金の算出】

「売上」が最終的に現金として回収出来るまでの期間が長くなると、長くなった分だけ資金の立替、つまり運転資金が必要になってきます。一般に運転資金の必要額は決算書から以下の算式によって知ることが出来ます。

 

所要運転資金=(売掛債権回転期間+在庫回転期間-買入債務回転期間)×平均月商

 

※売掛債権回転期間
=(売掛金+受取手形+割引手形+裏書譲渡手形)÷平均月商

 

※在庫回転期間
=在庫÷平均月商

 

※買入債務回転期間
=(支払手形+買掛金)÷平均月商

 

起業・創業して間もない方は手形などはまだまだ活用する機会が少ないので上の計算式の”手形”とあるものはゼロにして計算すると分かりやすいですね。

 

売上金を現金として回収出来るまでの期間が長くなるということは、それだけ借金の残高が溜まっていくということですから、回収までの期間が長くなり、運転資金が増加するのです。

 

運転資金融資というのは銀行融資の代表的な形態ですが、 ちなみに銀行が融資しやすいケースの一つとして代表的なのは「売上」が増加しているときです。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

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