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【これで安心!】融資の時に重要な「試算表」とは!?

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
本日のテーマは”融資審査”、”資金調達”です。

 

皆さん、起業・創業のご準備は順調ですか?
すでに起業・創業されている方も順調に進んでいらっしゃいますか?

 

ある程度、経営を続けていくとよく耳にするであろう「試算表」。
この試算表は基本的に銀行の行員さんから提出を求められることが多いのですが、これ何なんでしょうね?

試算表

 

今日はその「試算表」について一緒に考えていきましょう!

 

「試算表」はとても重要!融資に絶対に欠かせないものなのでいつでも作成できる準備が必要です!

実は銀行に融資を申し込む際にはいくつかのコツがあるのですが、そのコツの1つでとても重要な役割を担うのが「試算表」です。

 

この「試算表」の内容を見ながら銀行は融資をするかの判断をします。なので極端に言えば「試算表」がキチンとできていれば融資を受けるのもグッとラクになります。

 

というわけで今回の内容は「試算表の重要性」です。
銀行は融資審査を行う際に、皆さんの業績(事業の調子)を把握する材料として決算書を見ます。

 

決算書には皆さんの1年分の努力の成果がそれぞれの数字によって描かれています。

 

例えば、皆さんが銀行に融資を申し込むタイミングが決算や確定申告など申告を行った直後。つまり1年分の事業にかかった経費や儲かった売り上げなどの計算を済ませた直後であれば、その決算書なり確定申告書なりで良いのですが決算申告を行った後、少し時間が経ってから…3ヶ月とか半年とか…融資の申し込みをすることがあるはずです。

 

とゆうかほとんどそうなりますよね?1年のなかで申告直後はその時1か月くらいなもんですから。

 

その場合、決算書に示された数字はそれなりに時間の経った過去の数字となりますから、銀行としては決算以降の状況がよくわかりません。銀行としてはもちろん過去の数字だけではなく、現在の状況も踏まえて融資の審査を行います。その現在の状況を表すものでとても重要なのが試算表です。

決算期ではないから「試」しに今の売り上げとかを計「算」した「表」…試算表!

 

試算表といえども過去の数字であるのですが、少なくとも決算書よりは現在に近い資料ですよね。決算期から6か月以上過ぎて銀行融資を申し込む時は銀行から言われてなくても試算表を用意することをおすすめします。

 

また銀行は試算表の提出をお願いした場合、その試算表がきちんと短期間で提出されるかどうかも見ています。なぜかというと銀行側からすると試算表というのは何も銀行融資を受けるために作成するものではなく、決算から決算までの間の業績を管理する上で社内的にも重要な管理資料のはずです。

 

そのような資料が作成されていない、あるいは提出まで時間を要するということは日頃から経営管理がキチンとされていないものと銀行は思ってしまうのです。日頃から経営管理がされていない先に安心して融資は出来ませんよね?

 

でも残念ながら中小企業の中には試算表を作成していない、作成していても半年に一度ぐらいのところが少なくありません。一方できちんと管理をされ月初めには前月までの試算表が作成されている中小企業もあります。

 

皆さんは皆さんの事業のお客様に対して差別化は図ろうとしますよね?お客様ではないかもしれませんが金融機関も事業を行う上でとても重要なパートナーです。試算表を作ってない企業が多い中で試算表をキチンと作れる体制を準備しておくことは金融機関に対しての差別化になりませんか?

 

金融機関への差別化をしっかり図ることで効率のいい、経済的な土台のしっかりした事業ができるのではないでしょうか?

 

銀行融資を受けるためだけではなく、日頃から経営管理を行い強い体質を作るためにも試算表を作成され活用することをおすすめします。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

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