ブログ

【飲食店オーナー必見】飲食業の銀行融資の審査のポイント!

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
今日は飲食店にマトを絞ったお話をしたいと思います。

%e9%a3%b2%e9%a3%9f%e5%ba%97

現在、飲食店を営んでいる。または飲食店を使用と考えている方。
飲食店を出店するのってお金かかりますよねー??
その資金ってだいたい借り入れをして用意したりしますよね?
でも、営業を始めてからしばらくして赤字が出ちゃった時とかに営業資金が必要になったらどうしましょう?

 

「一度、借入できてるからやり方はカンタン♪」
「はじめに借りた銀行の担当の方に連絡とったら何とかなるでしょ」

…なんて思っていませんか?

 

銀行の方に聞きました!数多くある業種の中で”飲食店”て貸す方としてはどうなの!?

実は銀行員から見て飲食業というのは、他の業種、例えば製造業や建設業などと比べてやや特別な見方をされています。特殊な見方と言うのは基本的に、

 

飲食店とかは現金商売のため、運転資金が不要である

ということです。

 

どうゆうことかというと、
例えば製造業や建設業など「飲食業以外」の多くの業種は、慣習として掛売りが一般的ですが、飲食業に関しては掛売りと言うものが基本的に存在しません。
掛売りというのは

「売ったんだけどお金は後でもらう。例えば翌月の25日に!」

とか。 いわゆる「売掛金」てヤツですね。売掛金がある業種は 現金回収するまで1ヶ月とか時間がかかりますから、その間の次の仕入や人件費の支払いに間に合わないから運転資金の調達が必要になるんです。

 

でも飲食業は掛売りが基本的には存在しない。だって売上が発生した当日に手元に現金がはいるんですもん。

ならその手元のお金で次の仕入や人件費などの支払いが間に合うでしょ?ってわけです。

 

と、なると飲食業は基本的に「運転資金が不要」と言うことになりますから、飲食業向けの銀行融資の大半は
新たな開店資金や、店舗の改装資金などの
設備資金の融資となります。

 

しかも飲食業は他の業種と比べて厳しい経営環境下にあり、生まれては消えてゆく店舗が多い厳しい業種だとも見られています。 たとえ新規出店資金の銀行融資を申し込んでも、銀行側はより慎重に審査を行います。

 

・出店する人通りはどうなのか?
・近隣に競合他店はあるのか?
・売上・利益計画、資金計画、返済計画は妥当なのか?

 

出店資金や改装資金で銀行融資を申し込む場合には、こういった内容をしっかりと銀行側に説明し、納得が得られる資料の作成が欠かせません。銀行の方からすると、どれだけ熱心に口頭で説明されても正直それが実現可能なのかどうかよく分からないらしいです。そりゃ確かにそうなんですが…。

 

そして、「よく分からない」ということは銀行融資の審査がしにくいということになるんです。

よくわからないまま顧客の言われるがままに銀行融資をしたとしても、その方は上司から質問を受けてもまともに回答することが出来ません。なので飲食業の方が出店資金などの設備資金融資を銀行に申し込む場合には、売上や利益、資金面、返済面などの計画書の提出が欠かせませんし、追加の運転資金ならなおさらです。

 

皆さんいいですか?!

 

業種的に銀行が二の足を踏んでしまうのは仕方ない。でもそれだったらそうゆう立派な計画書を作って、銀行側に計画の妥当性と実現可能性を訴えるのです!

 

計画書の作成についてはまた別の機会にご案内しますが、

”しっかりとした思い”があれば案外カンタンに作れちゃうんですよ。 そうゆう「レシピ」があるのですw

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

ソーシャル ソーシャル