こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
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担保さえあれば融資をしていた時期もあった
バブル期のころ、
銀行は会社か個人かを問わず、
不動産などの資産があれば、
それを「担保」に実質、
無制限にお金を融資していましたそうです。
普通のサラリーマンの人に対しても、
価値のある不動産があれば
何千万、何億と他の銀行と競い合いながら
融資をしてようです。
でも冷静に考えてみれば、
普通のサラリーマンが
住宅ローン以外で何千万も何億も借入したとしても、
まず返済できるはずがありませんよね?
でもバブル期は、
とにかく担保があれば無制限に融資をしていたようです。
バブル崩壊後の金融機関は皆さん知っての通り
不良債権の山
そのことに対する反省から、銀行の融資審査は180度変わったわけです。
《担保を取るケース》
担保を取らない融資のほうが今は圧倒的に多いです。
銀行が現在、通常の融資業務で担保を取るケースとしては、
①融資したお金で不動産を購入する場合
②融資の金額がかなり大きい場合
③より長期間の融資を希望される場合
の3つのケースです。
それ以外のケースで担保を取ることもありますが、
まず上記3つのケースに集約されると思います。
今、銀行の融資の現場では、
融資先の事業力。
つまり財務力に融資審査上、
もっとも大きなウエイトを置いています。
担保など関係ありません。
逆に言えば、資産などなくても銀行は融資をします。
商売をしっかりとやり、
積み上げた数字。
つまり決算書でそのことが実績として裏付けされている場合、
銀行は無担保で相当の金額の、そして長期の融資に応じています。
これが現在の融資の姿です。
担保なんていらないんです。
いかがでしたでしょうか?
「融資」と聞けばセットでイメージが浮かぶ「担保」。
昔ほど、強力なアイテムにはならないんですねー。
その代わり!
現在努力して積み上げたものがあれば銀行は力になってくれる。
これはある意味、起業家としては
いい時代とも言えるかもしれませんね(^^)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。