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【知っててソンはない。】銀行融資の”稟議”って?

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
会社設立から経理事務まで徹底サポート致します!

 

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資金調達20161021

 

 

銀行融資の流れをつかみましょう(^^)

 

 

銀行へ融資の申し込みを行った場合、
銀行内では融資に応じるかどうかの

 

「稟議(りんぎ)」

 

というものが行われます。

 

稟議は書面で行われるのですが、
この稟議の流れは以下のとおりです。

 

申し込みのあった融資案件を銀行の融資担当者が、

 

「ぜひ融資したい!」

 

と考えた場合、

 

 

1.担当者による稟議書作成

      ↓

2.担当者の直属の上司による稟議決裁

      ↓

3.銀行内の融資管理職による稟議決裁

 


 

 

①の担当者による稟議書作成

②の担当者の直属の上司による稟議決裁

 

比較的短時間で行われます。

 

担当者の直属の上司は銀行内でもっとも顧客側に立つ銀行員であり、

「顧客の要望にぜひ応えたい!」

という気持ちを基本的に持っています。

 


 

問題は

③の店内の融資管理職による稟議決裁です。

 

店内の融資管理職は支店全体の融資を
統括している立場であり、

立場上、顧客とは一定の距離を置いて
あくまでも客観的に審査する立場にあります。

 

なので、じっくりと稟議内容を検討します。

 

また、銀行支店内で最も忙しいポジションでもあり、
稟議書が机の上に山積みになっていることも珍しくないそうです。

 

 


 

そして支店長による稟議決裁

 

支店長が元々”営業”の人であれば、
融資管理職が審査済みの案件は比較的短時間で決裁されます。

 

一方で支店長が”融資畑”の人の場合には、
やはりじっくりと審査を行った上で決裁が行われます。

 

融資案件は支店長権限内のスケールのものであれば、
支店長決裁が最終決裁となり、

その後、契約して晴れて融資が実行となります。

 


 

融資案件が支店長権限を越えるものであれば、
稟議書は本部に転送され、審査部門の審査を受けます。

 

本部の審査部門の人は銀行員の中でも
審査のプロ中のプロが揃っています。

 

1日で決裁される。なんてことはほとんどありません。

通常は22,3日かけて
支店にいろいろと質問をしながらじっくりと審査し、
その上でやっと決裁となります。

 

 


 

いかがでしょうか?

 

あまり日常で馴染みのない「稟議書」
これをめぐって銀行内では様々な検討が行われているようですね。

 

こうゆうことを少し知っておくだけで、
融資を申し込むタイミングや、
申込んだ時の銀行担当者への対応も変わってくるのではないでしょうか?

 

「キャッシュは会社の血液」です。

 

”良い借金”ならドンドンして組織を大きくしていきましょうw

それでは楽しいビジネスライフを♪

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

 

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