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【よく耳にはするけど何?】信用保証協会と銀行プロパー融資

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
会社設立から経理事務まで徹底サポート致します!

 

今までの記事で「資金調達、主に銀行への融資申し込み」についてお話してきましたが、実は銀行融資の中にも色んな種類があります。

 

”信用保証協会”という機関をご存知でしょうか?
銀行の方はこの保証協会が大好きです。
ここの審査にあなたの事業計画を提出していることがほとんどです。
でも最終的にお金を貸してくれるのはそこの銀行…じゃあ保証協会は何なの?

 

 

本日はこのあたりのお話をさせていただこうと思います。

 

信用保証協会って何?

 

まず、信用保証協会というのは

 

信用保証協会は、信用保証協会法(昭和28年8月10日法律第196号)に基づき、中小企業・小規模事業者の金融円滑化のために設立された公的機関です。
事業を営んでいる方が金融機関から事業資金を調達される際、信用保証協会は「信用保証」を通じて、資金調達をサポートします。

:一般社団法人全国信用保証協会連合会公式サイトから引用

 

分かりやすく言うとここは国の機関で、銀行が私たちに貸したお金の保証人になってくれるのです。

 

万が一、この保証協会の保証付きの融資を実行した銀行のクライアントが借りたお金を返さなかったとします。その場合、普通なら銀行内では大トラブルです!

 

それもそのはず、銀行も会社みたいなものですから、予定した売上が上がらないのと一緒なのですから。

 

そんな時に強い味方が”信用保証協会”。
この場合一旦、協会が銀行に「代位弁済」といって代わりに返済してくれるのです。もちろんその後、協会から本人に対して請求手続きが始まるわけですが。

 

こんな制度があるんですよ!?
銀行としてはそりゃあできるだけ全ての案件にこの協会の保証をつけて欲しがるわけです。

 

その反対に、保証協会などついていない銀行のみで貸し出す融資を”プロパー融資”と言います。「プロパー」というのは自社製品。みたいな意味で、洋服などの他の業界でも使われる用語です。

プロパー融資は貸し倒れ、つまりクライアントが返済してくれなかったときのリスクは大きいですが利益も多くなります。

通常、初めての事業性の融資の年間の利息の利率は2.5%前後といったところでしょうか?
この内、保証協会をつけると1%前後の利息が保証料として協会に入ることになります。

なので必ずしも保証協会付きじゃないと融資しない!なんてことはなく、正直銀行の担当の方の都合(主に支店のノルマなどw)によって左右される部分も大いにあります。

 

それではこの信用保証協会の審査。これでだめだった時は仕方がないからプロパーで。となるのでしょうか?

次回は銀行が保証協会についてどのように考えているか?
を、実際に伺ってきましたのでそのあたりの”銀行のホンネ”をご紹介したいと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

 

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