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【追加出店の夢♪】新店舗を出店するための銀行融資

こんにちは、広島で起業・創業をサポートするBOAです。
前回の記事で飲食業について触れましたが、飲食店に限らずお客様にご来店頂いて売上になるような業種、飲食店、エステサロン、美容院などの多くのサービス業・小売業にとって”2店舗目”の出店は一つの目標ではないでしょうか?

本日はそんな夢の新店舗出店にあたって、銀行融資が必要な場合、どんなことに気をつけるべきか!?
その一つをご紹介させて頂きます。

 

新たな店舗を出店するための銀行融資

 

 

飲食業や小売業などで店舗を新たに出店するには、初期投資が必要となりますよね?
メインの必要資金としては例えば入居先(店舗)への保証金、店舗内の内装工事、備品の設置といったところでしょうか。

 

このような新店舗出店のための必要資金を銀行は「設備資金」として検討を行います。
この時、新店舗出店のための資金ですからもちろんその店舗を出店したあとの事業計画の資料の作成は必要ですが、

もう1つ必須の資料があります。

 

それは《もし既に他の店舗の運営をしている場合には、他の店舗ごとの収支状況がわかる資料》です。

コレ、以外にしっかり把握できてないことが多い割にはホントに必要な資料だったりします。 そもそも融資の際に銀行の方から言われて「はっ!!」と作り出したのでは

銀行サイドも「おいおい。大丈夫かー!?」となってしますのでよく気をつけてみて下さい。

 

銀行が追加融資をする際に心配するのは
「既存の店舗が赤字だったとしたら、新店舗で上手いこと利益が出たとしても、もともとあった店舗の赤字を埋めてしまうだけで、肝心の追加融資の返済用のお金が確保出来かったらどうしよう!?」
という点です。

 

実際のところ、もともとある店舗の赤字をカバーするために無理な新店舗出店のケースは数多くあります。
ところがカバーするために出店した新店舗の売上も計画通りに行かずに、傷口をさらに広げる結果にしかならないこともしばしば見受けられます。

 

既存店舗で収支があまり良くない店舗があるのであれば、今後その店舗をどのように立て直していくのか、あるいは思い切って廃店にしてしまうのか、とにかく対策案の提示が必要となります。

 

・・・お店を1店舗出店するというのは大変なコトだし、それをしてきている経営者の方々のご苦労は想像できないくらいでしょう・・・

 

時には勢いや直感に任せて大きな判断をサクッとしちゃうのも経営者の魅力だし、慎重に考えてしかも白旗を振ってしまうようだけど勇気を持って撤退するのも大きな魅力だと思います。
いずれにしてもご自身のご商売の状況、今回で言えば”店舗ごと”の売上や損益の具合くらいは把握しておいて損はないと思いますよ^_^

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
広島で起業・創業をサポートするBOAでした。

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